AIRI
闇の帳に閉ざされ 世界は音のさざめき
触れる指先が描く 虚ろな幻影(ゆめ)
遠き日の記憶(おもいで)は霞み 光を知らぬ瞳
それでも心は 微かな温もりを信じた
砂塵の荒野に咲いた 穢れなき一輪の花
ただ貴方の背を追い 乱世を歩んだ
争いの炎の中で 傷だらけの貴方を癒す
小さなこの手で 静かなる祈りを捧げた
見えぬ明日に怯えても 貴方の声が道標(みちしるべ)
震える両手で掴んだ 一縷の希望(ひかり)
魂の奥底で 燃え続ける灯火(ともしび)
この身を捧げよう
ああ 黎明の瞳よ 貴方の拳が示す光
私の闇を照らす星 魂の誓い 胸に抱き
愛と勇気の花咲かせよう たとえ世界が滅びても
この想いは永遠に 貴方と共に歩むから
幾度も絶望に触れ 朽ちてゆく生命(いのち)の果てに
涙枯れ果てても 信じた道があった
吹き荒れる風の中 貴方を守りたいと願う
無力なこの身体でも 光になれたなら
見えぬ明日に怯えても 貴方の声が道標(みちしるべ)
震える両手で掴んだ 一縷の希望(ひかり)
魂の奥底で 燃え続ける灯火(ともしび)
この身を捧げよう
ああ 黎明の瞳よ 貴方の拳が示す光
私の闇を照らす星 魂の誓い 胸に抱き
愛と勇気の花咲かせよう たとえ世界が滅びても
この想いは永遠に 貴方と共に歩むから
そして ある日 奇跡が舞い降りて 閉ざされた瞼(まぶた)が開く
初めて見た この世界の色彩(いろ) 貴方の笑顔が、ああ、眩しい！
全ての苦しみ乗り越え 辿り着いたこの場所で
穢れなき魂が歌い出す 新たな夜明け 光満ちて
ああ 黎明の瞳よ この瞳に映る全てが
貴方への愛の証だから 魂の誓い 胸に抱き
愛と勇気の花咲かせよう たとえ世界が滅びても
この想いは永遠に 貴方と共に歩むから
夜明けの空に 響く歌
貴方と共に 歩む未来
永遠に… 永遠に…
